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戦術一つで戦況が大きく変わる複雑なバトルシステムのRPG「ブラウンダスト」レビュー

 

世界観は定番中の定番だが、戦略性に富んだバトルが肝のRPG

「ブラウンダスト」は、キャラクターの個性が非常に作り込まれている中世ファンタジーRPGだ。
和製のRPGのような魔法と派手な装備が目立つようなビジュアルではなく、全体的に地味目でダークなイメージを醸し出しているところが、如何にも洋ゲーっぽさが出ている。

グラフィックのクオリティは非常に高く、洗練されており、ストーリーに関わるキャラクターには全て専用の立ち絵が用意されており、ホーム画面や専用のスリープ画面に設定できるなど、制作側のキャラ愛をところどころ感じられる。

しかし、本作の一番の特徴であり、楽しめる部分は複雑で戦略性の高いバトルシステムにある。
バトル一つに対して、配置パートと行動パートに分かれており、配置パートで相手の出方を見ながら先手を取りに行くスタンスとなる。

例えザコ敵相手といえど、この配置を適当にやってしまうと全滅することもあるほど、戦略に左右されるシステムはライトユーザーには取っ掛かりにくいかも知れない。

相手に合わせて編成と攻撃順を吟味する必要があるバトル

本作は、バトルの際に難しいアクションなどの操作は必要ないし、戦況に合わせてコマンドを変える必要もない。
配置パートにて、「戦闘開始」を選択したらオートで進行され、結果を見届けるのみとなる。

それゆえに、配置パートでの先読みに準じた編成が非常に重要となり、ここで勝敗が分かれることになる。
具体的には相手側のタイプと攻撃順を踏まえて、適したタイプとそれに合わせた攻撃順序を決めることになる。

相手から優先的に攻撃される位置も決まっているため、防御力の高いキャラを前衛に置く、遠距離を攻撃できるキャラを先に叩くよう、攻撃順を考えるなど複合的に戦略を練らなくてはならない。
チェスや将棋をやっているような感覚でバトルに臨まなければならず、徹底的な頭脳戦となるため、勝った時の喜びもひとしおである。

範囲攻撃や連携コンボなどの特殊攻撃を使いこなそう

「ブラウンダスト」は、戦闘でド派手な魔法や召喚モンスターなどが出てくるような激しい描写はなく、そういった演出を求めている人からすると少し物足りなく感じる作品かも知れない。
しかしながら、極限まで戦略を練った編成で挑み、うまく狙いがハマった時の爽快感は独特のものであり、なかなか他のゲームでは得られないものだ。

もちろん、特殊攻撃なるものは存在し、十字型に攻撃できる範囲攻撃や、特定のメンバーが全て編成内にいる際に発動する連携コンボなど、しっかりと見どころがあるところにも注目したい。

ストーリー進行はステージ制となっており大ボリューム

本作はメインストーリーを追うストーリーモードは、基本的に各ステージのストーリーに沿った敵対するパーティと戦闘に勝利することで進行する。
ステージとなる拠点は各々が10ステージ構成となっており、5ステージごとにボスとなる主要キャラが現れる作りだ。

問題はその拠点の数の多さで、現在確認できるだけでも「50」もあり、単純計算で500ステージあることになる。
一戦一戦に対して考えることがパズルゲーム並みにあるため、非常に遊びがいのあるボリュームといったところだろう。

キャラごとの作り込みが素晴らしい

「ブラウンダスト」は、強いキャラクターでゴリ押すことも出来なくもないが、ガチャがかなり辛めに設定されているゲームなため、リセマラでも目当てはなかなか出にくい。
もしも、推しのキャラクターがいたら多少の課金は避けられない上、ハイレアが出現したところで、育成に非常に手間がかかる。

しかし、レア度の低いキャラクターでも育成次第で化けるように作られており、戦略性を重視している本作らしい印象だ。
今後もまだまだアップデートによるストーリーや機能の拡張が期待できる作品なので、今からでも始めてみてはいかがだろうか。

 

スペック・仕様

開発者:NEOWIZ Corporation

リリース:2018年3月7日
サイズ:81.0MB(Android OS)208.6MB(iOS)
価格:基本無料(課金アイテム:120円〜10,800円)

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