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オモチャを操る感覚で戦争ゲーム!ミニマムだけど大迫力な「アーミーメン・ストライク」レビュー

子どものオモチャと言って侮れない!本格的なストラテジー!

男の子なら誰でも子どもの頃に戦車・戦艦・軍人などの人形を使って、戦争ごっこなんかをしたことがあるだろう。
「アーミーメン・ストライク」はそんなオモチャたちが実際に動き、喋り、そしてプレイヤーを司令官として従ってくれる、戦争体感ゲームだ。

プラスチックで出来たオモチャだからといって、戦争は本格的で、司令官であるプレイヤーの判断一つで部隊の全滅もあり得るシビアな世界だ。

そんな現実と空想の境目のような不思議な世界を堪能できる本作は、兵士や兵器の育成・作成だけでなく、拠点の建造から、領地の拡大、他プレイヤーとのオンラインでの駆け引きなど多彩な要素を兼ね備えている。

どことなくコミカルな雰囲気が遊びやすさを助長している

本作のタイトルにもなっている「アーミーメン」だが、もともとアメリカ発祥の緑色の兵士や兵器を模ったオモチャであり、現在も実際に販売されているものだ。

そのため世界観もどことなく西洋風で、演出やキャラクターたちの性格までコテコテのアメリカンである。

こういうのが好きな人にはクリティカルヒットな作品なのではないだろうか。
また、オモチャという素材を活かしてか、戦争の舞台はどことなく生活感のある雰囲気に作られていて、よく見るとお菓子の箱や鍋が見えたり、ソファやキッチンなどが舞台となっていたりして、ミニマムな世界がうまく表現されている。

拠点をどんどん成長させ、最強の部隊を鍛え上げよう

「アーミーメン・ストライク」では、バッドトイと言われる悪の軍団がいて、彼らと戦うことがメインとなる。

もちろんただ戦争をするだけというゲームではなく、バッドトイから獲得した素材などを使い、拠点に様々な建造物を作ったり、物資を集めたりしながら、戦いを有利にさせる準備をすることがコツだ。

1つのステージごとに敵部隊の配置などは細かく変化するため、それに応じた部隊の配備が必要となる。

もちろんステージに突入する前に「偵察」で確認することもでき、じっくりと作戦を立てることが可能だ。

序盤はサクサクと進められても、やることが多いための程よい難易度

何と言っても本作品では遊べるコンテンツが多く、必然的にプレイしているとゲーム内のタスクが目一杯になってしまう。
特に序盤は建造物の建造時間スキップや、レベルアップに必要な資材などがそこまで必要でもないため気にはならないが、初期状態だと一度に2つしか建造できず、すぐに建造枠などはいっぱいになってしまうだろう。

また他プレイヤーからの侵攻などを防ぐための防衛も必要となり、拠点の内側と外側で別の管理が必要となる。

これらを円滑に進めるためには、建造時間の短縮、早い段階での兵士の増強などが求められるため、ハマったプレイヤーなら早めの課金をオススメしたいところだ。

定額の課金でVIPプレイヤーとしてのランクも上がり、お得なパックなども多数用意されているため、600円程度で中級者レベルには簡単に追いつける仕組みになっている。

サボった分だけデメリットがある

オンラインマップ上では拠点に対する攻防がリアルタイムで常時行われている。
誰だか分からない人の拠点を攻撃して資材を奪って終わり、ではなく、攻撃された側にも「誰が攻撃したか」が明記されるため、反撃も容易にできるのだ。
ここで防衛を怠ったら一発で自身の拠点は陥落し、せっかく集めた資材などは無駄になってしまう。
それを避けるためにも防衛と、定期的な拠点のチェックは怠れないという、アプリを起動していない間も緊張感が楽しめる仕組みとなっている。

 

スペック・仕様 
 
開発者:Cookies Inc.
リリース:2017年12月28日 
サイズ:97.0MB(Android OS)181.4MB(iOS) 
価格:基本無料(課金アイテム:120円〜11,800円)

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