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手軽に甲子園チームを育成!独自の育成システムがスピーディで楽しい「ぼくらの甲子園!ポケット」レビュー

オンラインでチームを作成し、甲子園優勝を目指す野球部員育成ゲーム

「ぼくらの甲子園!ポケット」はデフォルメなデザインのキャラクターが特徴的な、高校球児育成ゲームだ。

甲子園優勝を目指すという、野球系育成ゲームとしては鉄板の作りではあるが、すごろく形式の特訓モードや、タイミングが重要となる強化イベントなど、斬新な育成システムで独特な面白さを醸し出している。


主人公となるキャラクターは複数の特徴と見た目から選ぶことができ、更に「投手」か「野手」のプレイスタイルをそこから選択することになる。

選ぶことができる高校はなんと4000校!

主人公を決めると所属高校を決めるのだが、いわゆる他のゲームでいう「ギルド」のような位置付けであり、同校の生徒となるプレイヤーたちとチームを組んで共闘することになる。


そのため、なるべく人数が多く、自分のプレイスタイルに合った高校を選んだ方が良い。
うっかり人数が9人未満の学校を選んでしまうと、9人集まるまで試合にすら参加できないということになりかねないので注意が必要だ。
もちろん選択時にプレイスタイルも明示されているため、自分の遊び方に合わせて選ぶ際の指標にできる。

特訓、強化システムも多様な要素を備えている

「ぼくらの甲子園!ポケット」のメインとも言える育成システムは独特なもので、特訓をするシーンと使用する道具の選択から入り、すごろく形式のマス目を進んでいくことで、様々なステータスを強化することになる。


強化の際にはゲージの増減をベストなタイミングで止めるミニゲームに入り、ゲージ量によって獲得ポイントが変わるという仕組み。


止まるマス目によって強化されるステータスの種類が決まっていて、中にはグッズやゲーム内通貨が入手出来るマスもあり、遊び心満載の作りとなっている。


何より視覚的に分かり易く、誰でも遊びやすいように配慮がなされていることが伝わってくる。

自動進行だからこそ戦略性が重視される仕組みの試合モード

本作のメインともなる試合モードは、学校対抗戦でのオンライン対戦モードであり、1日ごとに試合時間が設定されていて、臨場感のあるモードとなっている。


何より自動進行となるため、ゲームの腕前による大差などが起きにくく、最後まで緊張感たっぷりの展開を楽しめるのが楽しい。


4回挟まれる作戦会議での指示によって試合の結果が左右されるため、チームの特色と自分の選手のスキルなどを良く知っておく必要がある。


試合以外にもイベント期間中に遊べる個人対抗戦なども野球ゲームらしいシステムを備えていて、多様なコンテンツにより幅広いプレイヤーを惹きつける内容となっている。

ガチャで装備を取り揃えて選手を更にカスタマイズ!

オンラインで遊ぶからには自分のキャラクターを個性的に魅せたいと思うプレイヤーは多いだろう。


本作は野球ゲームという特色上、キャラクターの見た目は一辺倒になると思いがちだが、意外にも装備品となる「バット」と「グローブ」と「スパイク」によって個性的な見た目に装飾することが可能となっている。


装備品はステータスを単純に上昇させるだけでなくしっかりと見た目にも反映され、現実ではありえないような装飾を模したアイテムが多く用意されている。
しかし、特徴的な見た目と強力なスキルを備えている装備品はガチャでしか手に入れることはできず、課金アイテムとなる「ポケG」の購入が不可欠だ。


本作では他ゲームに比べて課金アイテムが割安で、一括購入でガチャチケットがおまけされるほどの優遇っぷりなので、少しでもハマったら購入をオススメしたい。

ところどころの演出の爽快感が心地よくクセになる

ポップでデフォルメなデザインだが、ホームランを打った時の演出の爽快感や、特訓時のエフェクトは非常に心地よく、雰囲気でハマる人も多い作品だろう。


何よりオンラインで他プレイヤーと協力して甲子園を目指すというアツイ展開が好きな人にもオススメしたい作品だ。

 

スペック・仕様

開発者:KAYAC Inc.
リリース:2014年9月12日
サイズ:67.0MB(Android OS)123.3MB(iOS)
価格:基本無料(課金アイテム:120円〜5,000円)

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